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HSL 新春カバーライブ 2010

  • 2010/01/17(日) 23:59:59

2010/01/17
 『新春はVAOでカバーライブ』。この目標で普段の練習を積み重ね、軽音連オムニバスCDに収録された楽曲をカバーし、さらには、CDオーディションに向けてオリジナル曲を発表するバンドがVAOに集いました。

20100117-1.jpg今回の参加校は 
 大阪体育大学浪商高校
 柴島高校
 樟蔭高校(フォークソング部)
 金剛高校
 泉陽高校
 羽曳野・懐風館高校


カバー曲は
 2001
 2001
 2004
 2007
 2007
 2008
 2008
 2008
 2009
 2009
 2009

THE SCHOOL OF THE CITY
プリーズ・マネー
Mr.消防車25号
苺戦争
イトシイヒト
TOキキ
サイコロ
手遊びの夜 
曇りのち晴れ
ゼロ
脱皮手引き

20100117-2.jpg 20100117-3.jpg


 さて、改めて、軽音連がカバーライブを継続している理由を簡単に……。
ほとんどの高校生バンドが市販されている譜面等を購入して演奏する昨今、軽音連ではオムニバスCDを毎年リリースしていて、そこに収録された楽曲を作り上げたバンドの諸君にリスペクトすると同時に、カバーをすることで自らの耳を鍛える点にある。また、カバーをすることで、自らのアレンジ力が向上し、その延長上のオリジナル曲の質的向上につながりる。
 今回、原曲と大きくアレンジを変更したバンドがあったことは、カバーライブを開催する趣旨を理解しているバンドの存在を意味しており、非常に喜ばしいことである。その一方、ほぼ原曲通りの、いわゆる完コピに近いバンドの存在は、アレンジ力の無さを露呈していることを示している。
 また、カバー曲として選ばれる楽曲について考えると、例年ならば、最新のオムニバスCDからの選曲が比較的多いのだが、今回は、2001年まで遡って選曲されていること、昨年の新春や新緑でもカバーされた楽曲が再度カバーされていることが、今回の特徴であった。
 つまり、何度も何度もカバーされる楽曲が存在しているのである。その楽曲を作り上げたバントを思い出すと、彼らもカバーライブでオムニバスCDからカバーを経験し、自らの演奏スキルやアレンジ力を積み上げたからこそ、何度も何度もカバーされる楽曲の発表につながっているのである。
 カバーは何も、オムニバスCD収録曲に対して奨励されているのでは無い。市販されている譜面化された楽曲を、自分たち流にアレンジすることでも実力アップにつながるのだ。だから、今回出演したバンド諸君には、普段練習している楽曲も単なるコピーでは無く、カバーすることを続けてもらいたいものである。



 何だか、理想論のようにも受け取れる文面を書いたわけであるが、この記事を読みカバーにはまった高校生バンドが、1つでも誕生することを期待しているのである。いよいよ、本日のイベントを振り返ろう。

20100117-5.jpg 20100117-4.jpg

■■■■■ 演奏スキル ■■■■■
 カバーの延長上にCDオーディション挑戦という目標を持つバンドが多いことを考慮すると、演奏スキルについて語らなければならないと思う。
Vocal:声が出ていないシンガーやピッチやリズムが揺れるシンガーがいた。録音では何度も何度もテイクを重ね、挙げ句の果てに、元気の無い状態で時間切れを迎え、不本意なテイクをCDに収録する結果につながる。原因は、楽曲のキーと自分の声域の調整を怠っていることや基礎トレーニング不足。いわば、自分を知らないのである。別の見方をすれば、自分の歌う歌に無責任なのだ。
Drum:ひと言で言えば、演奏スキルの低いケースとスキルはあるけれど歌心に欠け、原曲を殺すような演奏をする人に分かれる。バンドの中のリズムの重鎮として、リズムに関して責任ある演奏をしてほしい。単に原曲で演奏される手順を再現するショボいドラミングに、グルーブを感じることは不可能なのだ。原曲を何度も聞き込み、ダイナミクスまで再現してほしい。そして、ダイナミクス感にあふれる演奏には、スキルアップが不可欠なのである。
Bass:よく基礎練習を重ねて、ピッキングを担当する右手を鍛え上げた人から、弱々しい、パンチの無い、グルーブ感に欠ける演奏しかできない人までステージに立っていた。ベーシストが奏でる音があるコードのルート音なのか、第5音なのか、などと和声的に考えてダイナミクスを付けなければならないのである。
 ドラムと共同して楽曲のグルーブ感を生み出し、同時に、ハーモニーのボトムを支えるのがベースの役割。ある瞬間に演奏したベースの音程が、コードの中では第何音でリズム的には、何拍目の音なのかまでも考えて、ダイナミクスを付けることが、グルーブ感と歌心にあふれるベースサウンドになるのだ。
Guitar:ギターという楽器は、現代のポピュラー音楽に不可欠なのだが、耳コピーするギタリストが減っているため、耳や右手が鍛えられていない演奏しかできない人が多かった。具体的にいうと、まず、音色。歪ませすぎて音がやせている。歪みの質感に無責任過ぎる。加えて、右手が弱く、出音が弱々しい。音量はアンプで稼げるが、ピッキングがNGならば、アタック感、ダイナミクス感に欠ける。ギターという楽器はフィンガリングよりもピッキングが比較にならないぐらい難しい楽器なのだ。耳を鍛え、音色にこだわり、右手を鍛え、時にはパワー感にあふれ、時には、繊細に演奏してほしい。カバーに関連するともう一つある。原曲ではキーボードが演奏しているが、バンドにキーボードがいないとき、その時こそ、ギタリストの音楽センスがキーポイントになる。そして、キーボード的なギター演奏をしようとすればするほど、音色まで含めた演奏スキルの高さが求められるのだ。同時に、その経験を重ねると、短期間でメキメキと上達することは保証できる。
Keyboard:今回、キーボードのあるバンドが少なかった。そこで感じたことは、センスが高くないこと。CDに収録されているサウンドは、何台ものキーボードを重ねて収録されているケースが多く、ライブでは再現不可能なことも多いのがキーボードである。その時、どの音を、どんな音色で、どのぐらいのダイナミクスで演奏するかは、キーボードディストのセンスである。また、メタルからJ-Popsまでと、昔に比べて裾野が広くなった分、キーボードに求められるセンスが高くなっているのだ。だからこそ、自らの耳を鍛え、いろんなジャンルの音楽を聴き、センスを高めてほしい。

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